地震や火事からくらしを守る【3年生】
2024年1月24日 16時45分雪がちらつく厳しい寒さの中でしたが、3年生は社会科見学で東温市消防本部へ行き、火事から暮らしを守る消防士さんの姿を見学させていただきました。
まず最初に見たのは、はしご車です。25メートルもの高さに到達することができるそうで、「学校のプールと同じくらいだ」とびっくりしていました。
児童の多くが衝撃を受けていたのは、防災センターで行った地震体験、煙避難体験でした。
震度5~6の揺れを実際に体験し、「思ったように体が動かせない」「頭を守るために机に入っているだけで大変だった」と感じたようです。
本体験では、横揺れの地震を体験しましたが、「実際の地震は横揺れだけではなく、縦揺れも混ざるから、数字以上に揺れを感じる」という話を受け、驚きを隠せないようでした。
また、「地震が起きれば火事が必ず起きる。地震と火事はセットである」という話を聞き、視界がはっきりしない中で避難することの難しさや、地震が起きたときに火の元を消す大切さを知りました。
庁舎内では、通信指令室や出動準備室を見せていただき、通報が入ってから出動するまでの流れを知りました。
数十秒で準備を終え、現場へ急行するための工夫を直に見ることができました。
車両見学を通して、車ごとの役割や備えを知ることができました。
能登半島地震により、地震の恐ろしさを感じている児童は、「今日の学びをこれからの生活に生かしていきたい」という感想を持ちました。
見学や体験を通して、火事や地震に対しての考えを自分事として深めることができたとても良い一日になりました。